2005年08月11日
君に読む物語
きみに読む物語 スタンダード・エディション
posted with amazlet at 05.08.10
ハピネット・ピクチャーズ (2005/09/23)
売り上げランキング: 224
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おすすめ度の平均:
Amazon.co.jp で詳細を見る誰かを強く思う度…★★★★★
愛しぬくことの偉大さを知る度…★★★★★
二人の未来を考えてしまう度…★★★★★
(恋に効く映画)
DVDの紹介はどうしても印象がよかったものを紹介するので、どれも高得点になりがちなのですが、この作品は特にクオリティの高い作品。恋人と二人で行ったのですが、あまりにも印象強く、素敵な映画で、いまだにチケットを捨てられずに取ってあります。痴呆により、愛する人の記憶が失われていく。記憶を失った妻に男は自分たちの恋を、ひとつの物語として聞かせる。記憶を失ってしまっているという状況は、とても寂しく、つらいものがあります。しかし映画から一貫して受けるのは悲しみよりも愛の偉大さです。涙が止まりませんでした。胸があったかくなりました。記憶をなくしても、二人の間にしっかりと愛がある映画です。アウシュビッツに収容されたユダヤ人医師の言葉を思い出しました。「そこに愛はなかった。しかし愛されたという記憶が、私に帰る家とそこにまつ妻を思い出させ、私を生かした」というような内容。失われた記憶よりも、失われることのない愛がスクリーンにあふれている。そんな素敵な映画です。恋から愛に変わるのがちょっと怖いあなたの背中を押してくれる。そんな作品です。
(ストーリー)
とある療養施設で、記憶をなくした初老の女性に定期的に会いに来て、若い男女のラブストーリーを話してきかせる老人がいた。その物語は、1940年、ある夏に出会い恋に落ちたアリーとノアの物語。しかし身分の違いがふたりを引き裂き、アリーとノアは別々の人生を歩むことになる。夏の恋、身分違いによる別れ、そして再会。別々の道を歩んできた二人は再び手を取り合うことができるのか…
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コメント一覧
1. Posted by Do-run 2005年08月11日 00:37
ああ、その感動は俺にもよく分かります。
最近、この映画と逆のパターン(男のほうの記憶が無くなっていく)小説を読んだんですよ。
俺もこの映画見てみたいです。
最近、この映画と逆のパターン(男のほうの記憶が無くなっていく)小説を読んだんですよ。
俺もこの映画見てみたいです。
2. Posted by 30 2005年08月17日 14:20
私も、大好きな彼とこの映画を見に行きました。とっても良かったです。映画館でも見ましたが、もう一度、DVDを買って見てみるのも良いかも。何年後かに、また彼と見ることができたらいいなぁ。
3. Posted by NOY 2005年08月19日 23:44
Do-runさん>
せつないっすよ。ぜひ見てみてください。むねきゅんです。しかもラストむねきゅんです。
30さん>
こんばんは、はじめまして。素敵な想いであるみたいですね。きっと何年か後に見たら映画以外にもいろんな想い出が思い出されて感慨深いと思いますよ^^
せつないっすよ。ぜひ見てみてください。むねきゅんです。しかもラストむねきゅんです。
30さん>
こんばんは、はじめまして。素敵な想いであるみたいですね。きっと何年か後に見たら映画以外にもいろんな想い出が思い出されて感慨深いと思いますよ^^