2005年11月30日
非・バランス
ビクターエンタテインメント (2002/01/25)
小日向さんの演技好きです…★★★★★
全体的な演技…★★★☆☆
優しい気持ちになる…★★★★☆
(恋に効く映画)
小日向さんの演技好きです…★★★★★
全体的な演技…★★★☆☆
優しい気持ちになる…★★★★☆
(恋に効く映画)
機会があってみることができました。調べてみたところなんとこの映画廃盤になっているんですね。児童文学新人賞受賞の魚住直子原作『非・バランス』を映画化したものです。富樫森監督、廃盤になった理由はわかりませんがすごくいい作品でしたよ。
一、友人を作らない。二、クールに生きていく。主人公のちあきが決めた二つのルールがその意味を失うまでの物語です。オカマの菊ちゃんとの間に育まれる友情。菊ちゃんが最高の役回り。強さと弱さの内包する人間の優しさと暖かさと悲しさを最大限に表現しています。強くて優しい人は、強がらないと、優しくいないとたっていられない人。誰もが多かれ少なかれそうなのかもしれない。ラストまでにたくさんの思いを心に残してくれる作品。人に優しくなりますよ。
映画は買えないようなので本のご案内を…映画とは少し設定が違います。
非・バランス
(ストーリー)
小学校で受けたいじめを耐え抜いたチアキは二つのルールを作る。クールに生きていくことと、友達はつくらないこと。そのルールはチアキを傷つくことから守ると同時に孤独にさせた。夏休みを目前に控えたある日、チアキは願いを叶えてくれると噂されている緑のおばさんと勘違いし、声をかけたオカマの菊ちゃんと知り合う。チアキは菊ちゃんと触れ合ううちに多くを学び、変わるために歩き始める。しかし優しさと強さをかねそろえ、時にチアキを守り、励ました菊ちゃんにもたくさんの弱さがあった…