2014年06月07日
アップサイドダウン 重力の恋人
アップサイドダウン 重力の恋人 [DVD]
映像美がすごい・・・★★★★☆
愛の行方が気になる・・・★★★★★
監督は、同じくアルゼンチンの監督フェルナンド・E・ソラナスを父に持つフアン・ソラナス。SF作品だけあって、映像にもこだわってます。
そもそもSF好きなので、手に取ったわけですが、かなりロマンチック。
二つの惑星で重力で上下に引き合う世界が舞台。それぞれの重力に縛られた恋人たちの恋の行方を描きます。
主演は、『ラスベガスをぶっつぶせ』などのジム・スタージェス。ヒロインが『メランコリア』のキルステン・ダンスト。
キルステン・ダンストが可愛いなぁと・・・
それぞれの星は富める星と貧しい星に分かれています。支配する側と支配される側という構図。
下の星・・・と呼ばれていますが、まぁ、どちらも頭同士を向けているのでどちらが下か・・・という話ではありますが、とにかく下の星で貧しく暮らすアダム(ジム・スタージェス)は、上の星の住人であるエデン(キルステン・ダンスト)と出会って恋に落ます。ただ、禁じられた星を超えた恋は妨害の末、二人は離ればなれに。10年後、アダムはしんだと思っていたエデンに再び出会いますが、エデンは当時の記憶を失っています。
二人の恋の行方は・・・
ということでいろいろと障害を恋の力で乗り越えていくところが醍醐味なわけですが、さまざまな名作にあったような、禁じられた恋、記憶喪失などご都合主義ともいえる部分がうまくまとまっていて見ていて苦にならない良作です。二人の恋から始まる未来がラストにほんの少し語られているのですが、その話が見てみたくなります。
恋人と見るには定番的でいいのでは?